年未詳7月12日 伊達政宗書状

卯松丸下向について、此方へお越し、昨日屋敷へお尋ねのよし、我らにおいて満足せしめ候。内々申すごとく候。ちとお茶申したく候えども、盆前余日無く候条、重ねてにつかまつるべく候。恐々謹言。
去る9日にはこの川上へ鱒漁に参り候て、190余取り申し候き。さてさて見せ申したく存じ候き。来る夏はぜひぜひ御同前に参るべく候。面を以ってまずます物語申すべく候。かしく。
7月12日    政宗(花押) より

(捻封上書) 伊房州(御宿所?)   政宗

慶長16-17年ごろ?


卯松丸が仙台に下向したところ、こちらへお越しになって、昨日屋敷をお尋ねになったとのこと、私も満足している。内々言っていたとおりである。少しお茶などもさしあげたいが、盆前で日がない。またの機会にしたいと思う。恐々謹言。
去る9日には、この川上で鱒漁に行って、190匹余も取れた。今度の夏はぜひぜひご一緒したいものだ。じかに会ってまずまずお話することにしよう。かしこ。

「成実と書簡」へ戻る

成実三昧TOPに戻る