元和6年9月1日 伊達政宗書状

そこもとご普請、近日は大雨について、少しあい延べ候よし、心元なく存じそうろう。さてこなた初にて候間、鮭一尺進じ候。道中新しくござ候えかしと存じ候。初菱食かねて仰せつけ候や。亘理より打ち候いて参り候。祝着申し候。万事後音期し候。恐々謹言。
(元和6年)9月1日
伊達安房守殿

そちらの普請、近日の大雨で少し遅れているとのこと、心配に思っている。さて、初物が手に入ったので、鮭を一尺進ぜる。道中傷まないといいのだが。初ヒシクイを兼ねて申しつけてくれたのか。亘理から打って贈ってきた。祝着に思う。ではまた。

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