寛永6年2月11日 伊達政宗書状

昨晩横川において、尋ね申し候えば、その元へお通いのよし、逢い申さず候て、残多存じ候。今日は勢子ども揃い申さず候間、猟は明日よりつかまつるべく候。今晩御大儀ながら、名振仮屋までお越しあるべく候。鹿猟の様子、直談申しのぶべく候。恐々謹言。
追って申し候。今日は明日之山近所から、鉄砲にて追い入り候ように申しつけ候。以上。
壬(寛永6年)2月11日  承音(政宗)御書判
伊房州 御宿所

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