寛永8年閏10月14日  伊達政宗書状

此方に今ほどは一切これ無き鶴、あい越され候、珍しきこと、別して別して大慶に候。来月は10日の前後、此方江戸へ発足せしむべく候。そのうちここもとへお越し候はば、茶申すべく候。今月中は隙無く候。来5日より末に待ち入るべく候。恐々謹言。

なおなお、見事の黒鶴、別して賞味せしむべく候。なお若狭所よりつぶさに申し入るべく候。以上。

(寛永8年)閏10月14日 政宗御書判

伊房州 御宿所

こちらでは今の時期全く無い鶴をいただいた。珍しいことと、特別大喜びだ。来月は10日前後に江戸に出発するように。そのうちこちらへお越しになったら、お茶を進ぜよう。今月は暇がないので、来月5日以降に待っている。恐々謹言。

なおなお、見事な黒鶴、大事に賞味させてもらう。佐々若狭の所から詳しく報告しよう。以上。

「成実と書簡」へ戻る

成実三昧TOPに戻る