寛永10年?5月2日 伊達政宗書状

ここに今此方御坐候や、節句には会面を遂ぐべく候。よりて、この伽羅、如形にて候、少しに候へども、進じ候。去年の船にもあまた参り候えども、よく候は、一切これなく候。恐々謹言。
なおなお、これほどのものも稀にて候。

(寛永10年?)仲夏(5月)2日   政宗 花押

(捻封ウワ書)
伊房州 御宿所   政宗

此方は仙台に在府しているか。節句にはあいたいものだ。それでこの伽羅だが、手に入れた形のままに、少しだけれども進上する。去年の船でもたくさん到来したのだが、よいものが全くない。恐々謹言。
追伸。この程度のものでも珍しかったんだ。

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