寛永中10月1日伊達政宗書状

房州よりの書状、つぶさに披見候。余義なき理にて候。即ち役の義、200貫の通は、房州一代免許申すべく候。そのよし懇ろに使者へ申し渡すべきこと。謹言。

追って。この撚披見の為、房州へ遣わすべく候。かしく。

初冬(10月)朔日  政宗(花押)

(捻封ウワ書)

佐々若狭殿  政宗

備考

  • 伊達市教育委員会編伊達家関係資料目録では、新地拝領の寛永5年と推定。
  • 伊達政宗文書では自署・花押の形から寛永9年~12年ごろかと推定。

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