貞山公治家記録元和2年7月19日条
伊達忠宗書状取意文

嗣君より伊達安房殿へ御返書を賜い、

「上総介殿事、何とも御笑止なる義に思し召さる」

の旨仰遣さる。
是より前、越後少将殿御一義事六箇敷相聞ゆるに就て、安房殿より嗣君へ飛脚を以て
「少将殿御様子御心許なき」
旨相伺はるに因てなり。

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