二本松城主時代

二本松城

福島県二本松市郭内。白旗ゲ峰にある山城。
応永年間に奥州探題であった畠山氏によって築城された。
天正14年9月から天正19年まで成実が居住。とはいうものの、戦で席の暖まる暇もない時期だったのでほとんど城代まかせだったと思われる。大森は代わって片倉景綱が城主となる。ちなみに二本松攻略後、論功行賞があるまでの間、城番をしていたのも片倉景綱。
この時期までの二本松城本丸は軍事目的のみに使用されていたようだ。大手は箕輪館と新城館の間で、現在とは向きが異なる。豊臣秀吉の奥羽仕置によって豊臣軍が止宿したが、その際の仮設住居と思われるものが出土している。
江戸期の加藤氏・丹羽氏によって、近世城郭として整備された。
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当時の成実領には、八丁目・苗代田・玉井・本宮が含まれる。(政宗記)

会津黒川城

政宗の小田原参陣中、留守居として在城。

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