同人訳 史料 伊達政宗の恋 側室柴田氏 阿山の方

肖像

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略歴

伊達家臣柴田宗義(柴田城主)の女。
六男宗信(岩ケ崎要害館主)、七男宗高(村田要害館主)、 次女牟宇姫(一門石川宗敬室)を生む。(宗信は多田氏所生説あり)

同人訳

お約束いたしましたように、今晩は必ず必ず参るつもりでおります。ようやっとよい時分になったので、はやばや参扣を遂げたいものです。
2月22日 政宗(花押)
この書状は私の侍女の「中」にお見せ下さい。

史料原文読み下し

お約束申すごとく候。今晩必ず必ず参るべく候。ようようよき時分になり候間、やがてやがて参扣を遂げべく候。恐惶謹言。
2月22日 政宗(花押)
この書状、中にお見せあるべく候なり。

解説

 伊達政宗文書3767号。「参扣」の意味がよくわからないまま書いているのでご容赦あれ。
私のなけなしの女心をぐっとくすぐるのが、「必ず必ず」「やがてやがて」というリフレイン。政宗の上の細やかさが短い文の中に圧縮されている気がします。
また、この書状は原文にルビがついているのも、ちょっと珍しい。

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