伊達成実の著作

各著作を順にUPしていきます。リンクをたどってください。
UPの際に、下記の通り改変を加えています。正確なところは原本をあたってください。

  • 読み下しにしています。
  • 異体字は一般的な字に改めています。
  • 句読点を読みやすいように加えています。
  • といいつつ、うまく読み下せなかったり、全体校正をしていなかったりで表記にぶれがあります。

現在UPしているものはこちら。どれも途中です。

  • 政宗記」  人物往来社 戦国史料叢書10 「伊達史料集上」に収載。
  • 「成実記」  仙台叢書刊行会 仙台叢書第3巻に収載。昭和49年宝文堂より復刊。
  • 伊達日記」 群書類従合戦部第二十一揖に収載。

和歌

政宗は多くの詩歌を遺していますが、成実はどうでしょう。
管理人が知っているのは辞世

「古来より稀なる年に九つの余るも夢の中にこそありける」

の一首のみ。
下の民謡「さんさ時雨」の元歌が成実作の和歌という説もあり、高倉惇の宮城郷土史「さんさしぐれ」の項に、

亘理重宗の「音もせで茅野の夜の時雨れ来て、袖にさんさと濡れかかるらん」
および
伊達成実の「音もなく松にあらしのはこびきて 萱野のしぐれぬれかかるらむ」

が元歌とする説があると紹介されています。

民謡

さんさしぐれか 茅野の雨か 音もせできて 濡れかかる ションガイナ

民謡「さんさしぐれ」は政宗の会津攻略の際にできたものだと言い伝えられますが、作者は、政宗説のほかに成実説があります。
成実の和歌を政宗が整えた、という合作説も。

地図

「仙道之図」という古地図がありますが、これは成実が作って政宗に献上したもだそうです。(正確には「作らせた」だとは思うが)

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